働き方改革、そして新型コロナウィルス感染拡大の影響で、
あなたの仕事の仕方もずいぶん変わったと思います。
しかしながら、
残業は確かに減った。でも、仕事量は増えた気がする。
そんな声をよく耳にします。
残業を減らすことは大事ですが、
だったらやらなくていいことは思い切ってカットする必要があります。
そこができていない職場はまだ多い様子です。
よく聞くのは、社内向けの資料を必死に作っているという話。
お客さまに提出する資料ならわかりますが(これも、一昔前とは見せ方を変える必要がありますが)、
時間をかけて、残業してまで社内の会議で使う資料を作りこんでいるというのです。
ビジュアルをきれいに整えて、必要なことはすべて文字にして・・・という作業をしていたら
そりゃあ時間がかかります。
ここで見つめなおしていただきたいのが、
どこを向いて仕事をしてますか? ということ。
大切なのはお客さまのほうを向くことであって、
上司のために心血注ぐことではないはずです。
また、部下にそのようなことを求めるのも違うはずです。
社内向け資料なら、カンタンなものでいいはず。
口頭で補足できるならそうすればいいのです。
今、自分がしていることは、そもそも何のためなのか。
それを精査していくことが
本当の働き方改革につながるのではないか、と思います。