もうずいぶん昔の話ですが、私は新入社員の頃、上司から連日投げかけられるきついことばに苦しんでいました。
苦しくて苦しくて、ストレスを紛らわそうと食に走り、体重が10㎏増えました。
仕事への自信もまったく持てず、「この仕事には向いていない」と悩み続けました。
駅からの帰り道、ポロポロ泣きながら歩いたことも一度や二度ではありません。
その後、異動になり、私の心は徐々に回復し、仕事への自信をもてるようになりましたが、
残念ながらその上司は、30代にして病気で亡くなりました。
私も苦しかったけれど、上司も苦しかったのでしょう。業務もマネジメントも思うようにいかず、
自分を苦しめて追い込んで、病気になってしまったのだろうと思います。
この経験が、私の今の活動の原点になっています。
私や、その上司のような思いをほかの人に抱かせたくない。
働く人たちには、笑顔で、幸せに働いてほしいと心から思うのです。
皆が笑顔で楽しく働く職場づくりをすれば、悲劇は生まれないはずです。
「幸せに働く」。これが、私のモットーです。
体だけでなく、心も、社会的にも満たされてはじめて、人は能力を発揮します。
社員が幸せに、ワクワク仕事できる組織は、結果的に業績を伸ばしています。
いわば、「幸福経営」。
それは、働き方改革の究極の目的のはずです。
「日本中に、笑顔があふれる幸せな職場を増やしたい」。
この思いを胸に、御社と社員の幸せをサポートします。
ハピネスワーキング代表取締役
船見 敏子