日本生産性本部が発行する情報誌『ワークライフ』にインタビュー記事が掲載されました。 テーマは「離職しない職場づくり」。 人材定着が企業の大きな課題になっています。 特に最近は、若手がすぐに辞めてしまうことに頭を悩ませている経営者が少なくありません。...
最近の職場では、さまざまな経営理論やマネジメント手法が話題になっています。 「心理的安全性」「エンゲージメント向上」「ダイバーシティ&インクルージョン」など、 次々と新しい概念が登場し、多くの企業がそれらを取り入れようと奮闘しています。 しかし、私はこうした状況を見ていて、ひとつの疑問を感じています。...
カウンセラーとして20年間、多くの働く人々の心の声に耳を傾けてきました。 その中で強く実感するのは、ワーク・エンゲイジメントと働きがいが、これからの職場に不可欠な要素だということです。 人生の大部分を占める仕事 私たちは人生の約3分の1を仕事に費やしています。...
「人が辞めるのは仕方がないこと」。 そう思っていませんか? もちろん、ライフステージの変化や転職市場の流動化など、個人の事情での退職はゼロにはできません。 でも、同じ職場で次々に人が辞める状況が続くとしたら、それは「組織の課題」として捉える必要があります。...
頑張り屋さんほど疲れてしまうパラドックス 企業でメンタルヘルス支援に携わる中で、私は一つの共通点を発見しました。 相談に訪れる女性の多くが、実は職場でも高く評価されている「頑張り屋さん」だということです。責任感が強く、丁寧で、周囲への配慮も欠かさない。 そんな素晴らしい女性たちが、なぜ心の不調を抱えてしまうのでしょうか。...
先日、管理職の方との面談で、心に深く突き刺さる言葉を聞きました。 「妻に泣かれました」という一言でした。 4人のお子さんを抱えながら、奥様は毎日一人で育児と家事を担っているワンオペ状態。 一方で、ご本人は連日の残業で帰宅が深夜になることが常態化しており、家族との時間を持つことができずにいました。...
「女性活躍を進めるには、企業側が“いいかげん”になることが大切です」。 こう聞くと、???と疑問に思われるかもしれません。 でも、この「いいかげん」は、「無責任」という意味ではありません。 「適度で、柔軟で、ちょうどよい加減」=良い加減という意味です。...
先日、社員がほとんど辞めないという会社の社長とお話する機会がありました。 転職があたりまえ、離職率が上がっている企業が多い中、レアなケースかもしれません。 そこで、何をしているのですか?と単刀直入に聞きました。 返ってきた答えは実にシンプル。 「先輩が後輩の面倒をよく見ている」 「よくほめている」 とのこと。...
研修を実施したけれど、みんなすぐに内容を忘れてしまう。 研修の満足度が低かった。 研修をしても何も変わらない。 そんなお悩みをお持ちではないですか? 研修は、社員の行動変容やチーム力強化、職場改善など 何かしらの「変化」を起こすために行うものです。 忙しい社員を集めて、費用をかけて行うわけですから 「結果」を出したいですよね。...